のんの日記帳 - 2008年5月28日分

思わぬ流れで、デートＤＶ防止に関わることになって
　　　　「戸惑っている」　　　　　が、本心かなぁ。。。

どうしても、古傷にふれる。

時間も経っているし…
今は、とても安全で安心な場所にいるし…
去年はＤＶ研修もいっぱいあって、頭でははっきり理解しているし…
自分自身を、きちんと見つめることができるし…
体験を語ることもできる。。。

まだ、ＤＶという言葉も…　認識もない時代だったけど、自分で考えることができて断ち切ったと自負もある。

それでも…　　向かい合う時、穏やかな気持ちにはなれないよ。。。

先週の木曜日、ＴＶドラマ「ラスト・フレンズ」をみた。これは、ＤＶ・性同一性障害・性虐待など…　テーマが重い。
もともとＴＶをみることは少ないし、このドラマも見たくなかったけど…　　　　
でもね、高校生などにはドラマなどの話から入ると理解しやすいということで、必要に迫られみることに。。。

やっぱり、みるとね…　　　　「どよ～～～～～～～～～ん」　　と、落ち込んでしまう。
それでも、前回はＤＶのシーンがなかったから、まだ穏やかだったらしいのだけどね。。。

ニュースで、事故や事件・災害などの描写を聴くだけでも、拒否反応がおこることがある。乱暴な言葉や耳障りな声・音も苦手。
たぶん、それはかなり幼いころからそうだった記憶があるの。

記憶があるのではなく…　　　記憶がないの。。。　　　かな。。。
たとえば、中学生のころだった。夜中に、部屋のすぐ外…　襖一枚隔てたぐらいのところで、ガラスが割れ罵声が飛び交っていたはずなのに、朝、その残骸を見たことは覚えていて、状況を説明してもらって想像することはできるのだけど、暴力が行われているその時のことは記憶にない。寝ていたから気付かないなんてありえないと思う。　乖離…　していたのでしょう。。。

ＤＶの体験の前から、暴力（身体的・精神的・性的・社会的などすべて含めて）に対しては敏感だったようです。
なぜかは…　　　それなりに思い当たる節はあるけど、悲観して考えることでもないと受け止めている。

ＤＶ体験後、２次被害・ＰＴＳＤ・フラッシュバック…　　一通り経験した。　フラッシュバックは、10年も経ってから起こった。

自殺の話題も…　苦手。。。
私が、20歳を少し過ぎたころ…　　母が自殺未遂をしたの。その時、原因は私にあると言った。。。　
晩年そんなことを話題にした時、あっけらかんと「あぁ、あのときは…　おとうさんとおにいちゃんがね・・・」
そんなことわかっていたけど…　
あの頃、母は何でも私の所為にして、真実から逃げていた。　
　　私は・・・　　辛かったよ。。。

　　・・・さて・・・

　自分の体験をどこまで語ったらいいものか…　　悩んでいます。。。　　　　　　　　　　　（17：20）