のんの日記帳

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ひとのこころ 2008/08/08
先日、フラ〜っと立ち寄った本屋さんで何げなく手にして買った2冊の文庫本。

1冊は、『ボッコちゃん』 - 星新一著 -    ショートショート50編をまとめた昭和46年発行の本です。
昔から、星新一の世界は大好き! たぶんこの本も読んでいると思うけど…  久しぶりに楽しみました〜♪
最近は、本といえば娯楽性のない専門書の類ばかりだったの。 すこし気持に余裕ができたのかなぁ。。。

もう1冊は… 『こころの処方箋』 - 河合隼雄著 - 平成4年 新潮社より刊行
これは、「『こころ』の処方箋」という題で『新刊ニュース』に1988年2月号より1991年12月号まで連載したものに、10章ほどあらたに書き加えたものだそうです。
この本の最初…
1、「ひとのこころなどわかるはずがない」
臨床心理学などということを専門にしていると、他人の心がすぐにわかるのではないか、とよく言われる。私に会うとすぐに心の中のことを見すかされそうで怖い、とまで言う人もある。(省略)一般の人は人の心がすぐにわかると思っておられるが、人の心がいかにわからないかということを、確信をもって知っているところが、専門家の特徴である、などと言ったりする。一般の人は、ちょっと他人の顔つきを見るだけで、「悪い人」とか「やさしそうな人」とわかったように思う。これに対して、専門家はどれほどやさしそうに見える人でも、ひょっとすると恐ろしいところがあるかもしれない、と思う。あるいは、怖い顔つきの人に会っても、あんがいやさしい人かもしれない、と思っている。要するに、簡単に判断を下さず、人の心というものはどんな動きをするのか、わかるはずがないという態度で他人に接しているのである。(省略)
即断せずに期待しながら見ていることによって、今までわからなかった可能性が明らかになり、人間が変化してゆくことは素晴らしいことである。しかし、これは随分と心のエネルギーのいることで、簡単にできることではない。

そうそう、その通り〜!! と、読んで嬉しくなりました。
多くの人が、レッテルを張ることが好きなように感じます。安心するのでしょうか?
私自身、子どもの頃から決めつけられることに強い抵抗を感じていました。
人には、いろいろな面がある。まるっきり正反対が同居しているし、それが一瞬にして変わることもある。
好ましいとこも・好ましくないとこも いろいろあって当たり前。
また、何が好ましいかさえ、時代・国・年齢・性別などによって判断の基準は変化するし…
ただ… できることなら、少しでも好ましい自分でいたいと望むし、そうあるように努力する。
でも… 環境やいろいろな要因で好ましくない自分でいることを選ぶ時もあるね。。。

暖かいまなざしで見守ってくれる人がいたなら…
   やさしくなれるし、好ましい自分でいたくなる。  ・・・と信じています。

あたたかく見守ることができるように… 「こころ」にゆとりが必要ね。。。
ここ数年、がむしゃらに頑張る必要があった。そんな“とき”だったと思う。。。
これからは、ゆとりを持って過ごしましょう。  無理は“ほどほど”に・・・    (17:00)

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