のんの日記帳 - 2008年4月～2008年3月分（3/4）

『怒りと感情とのつきあい方』第２回は　-「怒り」は、コントロールできるのか？-

昨日の　10：00～12：00
今回は、12時ピッタリに終了しました。
みなさん、積極的に参加してお話ししてくださりとてもいい時間になりました。

講座でのルール　　（安全で安心して話す場所にするために）
　　他の参加者の話したことは、この部屋の外に持ち出さない。
　　他の人の発言を尊重する。（非難・中傷するような発言は厳禁）
　　積極的に参加する。でも、話さない権利も大切に。
　　時間の厳守
　　　　10時にスタートします。
　　　　欠席・遅刻の時は連絡をお願いします。
　　　　遅刻の場合、静かに入室。
　トイレ休憩の時間は取っていません。各自必要な時にとうぞ。

このルールを確認してから、スタートです。

「怒り」のコントロールとは、どのようなことだと思いますか？と問いかけることから始まります。
感情なのか・行動なのか、またそれは自分自身なのか相手なのか…
現実には、皆さん何かしらコントロールしています。感情をすり替えて怒りを感じないようにしたり、感じたことを意識的・無意識的に忘れたり、感情をぶつける相手を選んでいたり・・・

次に、ワークシートを使って、ひとつのネガティブな出来事に対して湧き上がるいろいろな感情について考えます。
参加者のひとりの方に協力いただき例題として、一緒に考えます。同じ状況でも、感じ方は人によってさまざまです。
違っていて当たり前、違っていてもいいということも確認します。

※出来事（起こった事実）については、シンプルに。そこに湧き上がる感情に、焦点を当ててみましょう。
※一つの出来事に対して起こる感情は、ひとつではありません。いろいろな感情を、分けてみましょう。
※湧き上がる感情は、それ自体に「良い・悪い」はありません。湧きあがる感情を、自覚しましょう。
※感情を、どのように表現するかによってその後の感情の動きが変わります。
※感情の表現の仕方は、ひとつではありません。その場、相手によって違ってきます。

その後、各自自分のワークシートに向かいます。
そして、みんなで輪になって、今動いている感情や気づいたことについてお話ししてもらいます。この時間は、動いた感情のクールダウンの時間でもあり大切な時間です。
ここまで、2時間ぴったりで終了です。

講座終了後、「相談したいのですが…」とひとりの方から声がかかりました。
約40分ほど、カウンセリングタイム。いっぱい・いっぱいに抱え込んでいた気持ちをお話しされて、ほんの少しの希望が見えて…　涙でぬれた彼女の瞳は和らいでいました。
「逢えてよかった！」何よりうれしい言葉です。

『怒りと感情とのつきあい方』３回目は　3月22日
今から準備が始まります。 (22：53)